あなたにとっての五条悟とは?/弱者故の孤独編

あなたにとっての五条悟とは?/弱者故の孤独編


三尺の童子の頃、そうだ、私が変なバケモノの見えるようになって一年した時だったかな。お父さんが帰ってこなくなって半年が経って、お母さんが三ヶ月帰ってこなくなった時「五条家」という有名らしいお家から来た白髪のお兄さんとお姉さんが私を迎えに来た。
お兄さんとお姉さんは「やっぱりそうだ」「やっぱり違う」とか言いながら、扉の前で話してて。
救いのはずなのに、どうしようもない物足りなさを感じた。
お兄さんとお姉さんは私の変な力と変なバケモノについて教えてくれた。曰くそれは呪いというものらしい。
車に乗せられて、ついた先は大きなお屋敷だった。私のいなくなったお母さんはここの人間で、ここには私の従兄弟やおじさんもいるらしい。
三つは下の、異様な雰囲気がする、他を寄せ付けない少年を魅た。
全てを見透かすような視線で、そのあと私から「つまらない」とでも言いたげに視線を逸らして、それなのに彼はチヤホヤされてる。





そりゃあその時は嫉妬したよ?そうだな、十歳くらいの時?なんか色々と悟っちゃったんだよね。これと遜色なく関われるって時点で充分恵まれてんだなって。思ってたよりアレが馬鹿だったのもでかいけど。



まあでも…言うまでもなく、最強!

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